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Google App Engine(以下GAEと書きます)とは、なんなのかを書きます。 |
■■■■GAEとは■■■■
GAEはGoogleのインフラ上で自作のWebアプリケーションを実行するためのしくみです。そのために、GAEは次の3つの仕組みを提供しています。
・アプリケーション環境
-Webアプリケーションを実行するための環境
・App Engine SDK
-Webアプリケーションを開発するための開発キット
・管理コンソール
-Webアプリケーションを管理するための機能
■■■■アプリケーション環境■■■■
Webアプリケーションを公開するにはサーバが必要です。一般的には、レンタルサーバを提供する会社と契約して、サーバを用意します。
このサーバに相当するものとして、GAEでは、アプリケーション環境と呼ばれるWebアプリケーションの実行環境を提供しています。
ここにWebアプリケーションをアップロードすることで、インターネット上に後悔することができます。
次のようなイメージです。
インターネット
↓
アプリケーション環境(以下がアプリケーション環境です)
Webアプリケーション(Java/Python)
ランタイム環境(Java/Python)
データストア・サービス・標準インターフェース※
※
データストア DB
サービス メールサービスなどのサービス。下記参照
標準インターフェース サービス、Java,PythonからDBなどを操作できるAPI
■■■■App Engine SDK■■■■
GAE用のWebアプリケーションを開発するためには、Google App Engine SDK(Java/Python用)
が必要です。
SDKには、主に次の3つの機能があります。
・アプリケーションの作成・ビルド
・開発用サーバでの動作確認
・アプリケーション環境へのアップロード
■■■■管理コンソール■■■■
管理コンソールを使って、GAE上に公開したWebアプリケーションの管理が行えます。管理コンソールでは、ログ、データストアの統計情報、その他のリソースの使用料などが確認できます。
■■■■GAEが提供するサービス■■■■
サーブレット&JSP | リクエストを受け付けて、画面を返す機能 |
データストア | GAEが準備するデータベースへの読み書き機能 |
ブロブストア | 画像など大きなデータの読み書き機能 |
チャネル | クライアント・サーバ間でのリアルタイム通信を実現する機能 |
画像処理 | 画像処理を行う機能(Imagesライブラリ) |
メール | メールの送受信を行う機能 |
メモリキャッシュ | 頻繁に使われるデータをキャッシュする機能 |
マルチテナント | 1つのアプリケーション上で複数の環境を使用する機能 |
OAuth認証 | OAuth認証を使うための機能 |
タスクキュー | 時間のかかる処理をバックグラウンドで行うための機能 |
スケジュールタスク | 決まった時間や間隔でサーブレットを起動する機能 |
URLフェッチ | GAEから外部のWebサービスを呼び出す機能 |
ユーザアカウント | Googleアカウントまたは、OpenIDを使ったユーザ管理を行うための機能 |
XMPP | インスタンスメッセージを送受信するXMPPを利用するための機能 |
今回の内容は下の本で調べました。
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