2013年9月28日土曜日

Google App Engine(GAE)とは

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Google App Engine(以下GAEと書きます)とは、なんなのかを書きます。


■■■■GAEとは■■■■

GAEはGoogleのインフラ上で自作のWebアプリケーションを実行するためのしくみです。
そのために、GAEは次の3つの仕組みを提供しています。
・アプリケーション環境
-Webアプリケーションを実行するための環境
・App Engine SDK
-Webアプリケーションを開発するための開発キット
・管理コンソール
-Webアプリケーションを管理するための機能



■■■■アプリケーション環境■■■■

Webアプリケーションを公開するにはサーバが必要です。
一般的には、レンタルサーバを提供する会社と契約して、サーバを用意します。

このサーバに相当するものとして、GAEでは、アプリケーション環境と呼ばれるWebアプリケーションの実行環境を提供しています。
ここにWebアプリケーションをアップロードすることで、インターネット上に後悔することができます。
次のようなイメージです。


インターネット
   ↓
アプリケーション環境(以下がアプリケーション環境です)
  Webアプリケーション(Java/Python)
  ランタイム環境(Java/Python)
  データストア・サービス・標準インターフェース※


データストア DB
サービス メールサービスなどのサービス。下記参照
標準インターフェース サービス、Java,PythonからDBなどを操作できるAPI



■■■■App Engine SDK■■■■

GAE用のWebアプリケーションを開発するためには、
Google App Engine SDK(Java/Python用)
が必要です。

SDKには、主に次の3つの機能があります。
・アプリケーションの作成・ビルド
・開発用サーバでの動作確認
・アプリケーション環境へのアップロード



■■■■管理コンソール■■■■

管理コンソールを使って、GAE上に公開したWebアプリケーションの管理が行えます。
管理コンソールでは、ログ、データストアの統計情報、その他のリソースの使用料などが確認できます。



■■■■GAEが提供するサービス■■■■

サーブレット&JSP リクエストを受け付けて、画面を返す機能
データストア GAEが準備するデータベースへの読み書き機能
ブロブストア 画像など大きなデータの読み書き機能
チャネル クライアント・サーバ間でのリアルタイム通信を実現する機能
画像処理 画像処理を行う機能(Imagesライブラリ)
メール メールの送受信を行う機能
メモリキャッシュ 頻繁に使われるデータをキャッシュする機能
マルチテナント 1つのアプリケーション上で複数の環境を使用する機能
OAuth認証 OAuth認証を使うための機能
タスクキュー 時間のかかる処理をバックグラウンドで行うための機能
スケジュールタスク 決まった時間や間隔でサーブレットを起動する機能
URLフェッチ GAEから外部のWebサービスを呼び出す機能
ユーザアカウント Googleアカウントまたは、OpenIDを使ったユーザ管理を行うための機能
XMPP インスタンスメッセージを送受信するXMPPを利用するための機能



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